パパ筋 広背筋~意外と知らない肩のヒミツ Part4

筋膜ゆるめリストの黒野洋史です。

肩甲骨の運動に働く筋肉について見ていきましょう。

肩甲骨を動かす筋とは、体幹から起こり肩甲骨に停止する筋です。これらの筋は「上腕を動かす際に肩甲骨を胸郭に固定して、肩関節の位置を保持する」という役割もあります。

6種類あります。
僧帽筋、広背筋、前鋸筋、小胸筋、肩甲挙筋、菱形筋があります。
第2回目の今回は広背筋です。

2.広背筋

広背筋は腕を上に伸ばしているときに最も強く働きます。
腕を下に降ろしているときにはねじれがありますが、伸ばすとねじれがほどけ、筋の伸展を増強して、筋が発揮する力を最大にします。
腕が固定されていると登る動作の時のように体幹を上方に持ち上げ、逆に抵抗に逆らって腕を引き下げることもできます。
トイレのときにお尻をふく動作で使います。
椅子から立ち上がる時に腕を使って体を引き上げるときに使います。
両下肢麻痺がある患者にとってはとても重要な筋でもあります。
懸垂やボートをこぐ動作でも使います。

筋膜にシワがあると動きが阻害されたり痛みが発生します。
このシワがトリガーポイントになる前に対処しましょう!!
自分を守るためには自分のカラダのことをよく知っておく必要があります!
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