胸を張って、張り切って!~意外と知らない肩のヒミツ Part20~


筋膜ゆるめリストの黒野洋史です。
引き続き肩関節の筋肉について見ていきます。

今回から体幹から上腕骨についている筋肉を2つ紹介していきます。

1.大胸筋 (だいきょうきん)

いわゆる「むな板」の筋です。「抱きしめる時の筋」でもあります。
手と手を合わせ、お互いの手のひらに力を入れると胸筋の盛り上がりを感じることが出来ます。
男性にとっては、筋肉マンの証ともいえ、女性にとっては、バストアップを図るのに重要な筋肉です。
大胸筋は肩関節の屈曲・内転・内旋に働きます。
大胸筋も広背筋と同様に上腕骨付近でねじれています。
そのため腕を挙げるとともにねじれが解かれ、筋の発揮する力も増えていきます。

大胸筋の筋膜リリース

  1. 四つ這いに姿勢になります。
  2. この姿勢から、両手で床を押してお尻を後ろに移動させます。
  3. このときに、腰は丸まった状態で、胸の前を30秒リリースします。
  4. これを3回繰り返します。

※あごを上げたり、腰を反らすのはダメですよ。

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