筋膜ゆるめリストの黒野洋史です。

肩甲骨の運動に働く筋肉について見ていきましょう。

肩甲骨を動かす筋とは、体幹から起こり肩甲骨に停止する筋です。これらの筋は「上腕を動かす際に肩甲骨を胸郭に固定して、肩関節の位置を保持する」という役割もあります。

6種類あります。
僧帽筋、広背筋、前鋸筋、小胸筋、肩甲挙筋、菱形筋があります。
今回は前鋸筋です。

3.前鋸筋

テレビで出てくるスーパーヒーローは、特に発達した前鋸筋を持っている人が多いですね。脇の下にある斜めに入るギザギザのライン!一度注意深く映画を見てみてください。
前鋸筋は腕を前に押し出すときに力を発揮するため、ボクサー筋 とも呼ばれます。
なるほど、スーパーヒーローの前鋸筋が発達している理由が分かりますね。

前鋸筋は肩甲骨を外方回旋のほか、肩甲骨を前進(外転)することで胸郭に固定して、腕の挙上に働きます。力が入らなくなると肩甲骨が後方に突出する翼状肩甲骨を起こしたり、肩甲骨の外方回旋不全により水平の高さから上へ腕を挙げる動作に問題が発生します。
腕を前方に伸ばしたような状態が多い人は前鋸筋が硬縮しやすくなります。例えばパソコン作業が多い人や姿勢の悪い人は肩甲骨がカラダの中心から離れやすいので要注意です。

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