肘関節の筋の横断面を見てみましょう。
5.筋間中隔
上腕を真ん中でバサッと切ると、上腕の筋は筋間中隔(内側と外側の2種類あり)という仕切りを挟んで、屈側に上腕二頭筋と上腕筋、伸側に上腕三頭筋が存在します。
屈筋と伸筋がきちんと動くためには仕切りである筋間中隔という筋膜が十分に滑らかに機能している必要があります。
筋間中隔が荒れているとお互いがケンカしてスムーズな動きができなくなってしまいます。
また筋間中隔には血管や神経も通っています。
デスクワークやスマホの使い過ぎなどでずっと腕を固定していたりすると筋膜も柔軟性を失ってしまいます。
そうすると肩こりや腕のコリなどの原因になります。
筋膜リリースではこのような場所に対しても施術を行います。
筋肉だけでなく筋膜に目を向けてみてはいかがでしょうか?