とっても人見知りです!~あなたの知らない肘の世界 Part3~

筋膜ゆるめリストの黒野洋史です。

肘関節の筋について見ていきます。

2.上腕筋(じょうわんきん)

上腕筋は上腕二頭筋の深層にいる肘の屈曲の主要筋です。
そして上腕二頭筋の最高の協力者です。
上腕筋の筋腹は上腕二頭筋の盛り上げに尽力しています。
上腕二頭筋の後ろに隠れてとても人見知りです。

上腕筋は上腕骨と尺骨に付着しています。
深層の筋は基本的に姿勢制御としての役割が大きいです。
なので肘が常に曲がっている人はここに問題があるかもしれません。

基本的に筋の名前は起始部と停止部の骨の名前で構成されたり、頭の数が付いたりします。
例えば腕橈骨筋とか、上腕二頭筋とか。
なのに上腕筋!なんとなく腕尺骨筋とかついててもおかしくないのですが。
なぜですかねぇ。

肘がいつも曲がっているなぁという人はこちらから

1 個のコメント

  • […] 上腕を真ん中でバサッと切ると、上腕の筋は筋間中隔(内側と外側の2種類あり)という仕切りを挟んで、屈側に上腕二頭筋と上腕筋、伸側に上腕三頭筋が存在します。 屈筋と伸筋がきちんと動くためには仕切りである筋間中隔という筋膜が十分に滑らかに機能している必要があります。 筋間中隔が荒れているとお互いがケンカしてスムーズな動きができなくなってしまいます。 また筋間中隔には血管や神経も通っています。 […]