紫外線の光化学作用 光線療法の効果その1

光線(紫外線)が皮膚内の他の物質に作用し、生体中に様々な新しい物質を産生する。

  • 皮膚内に存在する7-デヒドロコレステロールをビタミンDに変換する
    ビタミンDは腸からのカルシウムの吸収を始め、カルシウム代謝を介して生体の細胞機能の向上性維持に重要な作用がある。

    • 骨軟化症、骨粗しょう症、変形性関節症の治療と予防
    • アトピー性皮膚炎、花粉症などの治療と予防
    • 動脈硬化、糖尿病など生活習慣病の治療と予防
    • 角化細胞の増殖抑制作用による尋常性乾癬、魚の目、タコなどの治療と予防
    • インスリン分泌の調節による高血糖、糖尿病などの治療と予防
    • 発がん抑制作用によるガン、腫瘍の抑制
  • 皮膚内にあるヒスチジンをヒスタミンやヒスタミン様物質に変化させる
    • 胃液や消化液の分泌調節による胃腸病の治療と予防
    • 末梢血管拡張作用による血圧上昇の抑制

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