夏になる前に二の腕を!~あなたの知らない肘の世界 Part5~

筋膜ゆるめリストの黒野洋史です。
肘関節の筋について見ていきます。

4.上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)

3つの頭を持つ上腕の筋で伸展を司っています。
動作的には腕を伸ばしたり、物を押すときに使う筋になります。
上腕骨と尺骨をつなぐ筋です。
女性は夏になって半袖になるとちょっと気になる筋かもしれませんね。
男性は力こぶである上腕二頭筋に目が行きがちですが、上腕三頭筋の方が大きいためこちらを鍛えるとがっちりした腕に見えますよ。
やはり「振袖」や「のれん」などとも呼ばれるぷるぷるの脂肪を筋肉に変えることで、引き締まったキレイな腕が作れます。

女性は荷物を腕にかけて持つことが多いので案外と上腕三頭筋にコリが多いです。
この筋は筋膜的には小指につながっているので小指近くが痛い場合にはこの筋にコリがあるかもしれません。

上腕三頭筋の筋膜リリース

  1. 一方の手を頭の上にあげ、肘を曲げてタオルをつかみます。
    もう一方の手で、腰の後ろでそのタオルの反対側をつかみます。
  2. 下側の手でタオルを引っ張り下ろすようにしながら上側の手の上腕三頭筋を20秒リリースします。
    上側の肘は頭の後ろに来るようにします。
  3. 左右をそれぞれ3回します。
    伸びにくい側はしっかりとリリースしましょう。

※肘が頭から離れないように、腰が反らないように気をつけましょう。

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